コロナ騒動の備忘録

思ったことを色々と。主にコロナ騒動について。

コロナワクチンについて考えよう

コロナワクチン接種者の内、自主的にその特徴や危険性/安全性についてよく調べた上で個人の判断で接種したという人はどのくらいいるのだろう。

コロナワクチンを2回接種した人は日本国内では8割を超える。そもそも前提としてワクチン接種をお願い・強制するには少なくとも

  1. コロナウイルス感染による重症化率、致死率が高いこと
  2. ワクチンの効果や安全性が科学的に立証されていること 

この2つの条件が欠かせないだろう。

 

では現実はどうか。

 

【重症化率・致死率】

1のコロナ感染による重症化率・致死率に関して見てみると、

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財務省資料(https://www.mof.go.jp)より
オミクロン株が主流になってからは完全に今やコロナはインフル以下の重症化率、致死率のウイルスとなっている。その事実を国が認め、このように資料として発表している。この情報を知らない国民が多いのではないだろうか。

 

【コロナワクチンとはどういうワクチン?】

2のワクチンの効果や安全性に関して見る前にそもそもコロナワクチンとはどのようなワクチンなのか見てみよう。

コロナワクチンの種類はmRNAワクチン(メッセンジャーRNAワクチン)であり、従来の生ワクチンや不活化ワクチンなどとは全くの別物である。

コロナウイルスには遺伝情報である ”mRNA” が存在し、それを脂質の膜に包んだものがmRNAワクチンである。

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埼玉工業大学工学部生命環境科学科HP(新型コロナワクチンと免疫のしくみ (sit.ac.jp))より

具体的にどのように効果を発揮するかと言われているかというと、まずウイルスの遺伝情報入りのワクチンを体内に注入する。すると、その遺伝情報(mRNA)を元に体内でコロナウイルスと同じスパイクタンパク質が複製される。

(スパイクたんぱく質...コロナウイルスの表面に存在するトゲ状のタンパク質。これによりウイルスが人の細胞内に侵入できる)

このスパイクタンパク質に対する抗体を体に作らせることでコロナウイルスに対する効果を発揮するというわけだ。

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朝日新聞デジタル (asahi.com)より

 

つまり、そのスパイクたんぱく質を体内に大量に作り出すのがコロナワクチン。これをコロナワクチン接種後に初めて知った際、恐怖を覚えた。このスパイクたんぱく質が体内で様々な悪さをして体に不調をきたしているかもしれないという話もある。

また、このコロナワクチンでは通常10年ほどはかかる治験が1年もかからず驚異的なスピードで実用化された。コロナの世界的感染拡大という状況に一刻も早く対応したい、という気持ちがあったとしても安全性の保証ができていない時点で本当に実用化してよかったのか?何せ人類にとって初のワクチンである。慎重に安全性を検証していくことが本来は必要だろう。

 

【コロナワクチンの効果】

コロナワクチンが今までのワクチンとは大きく異なるものだということを理解した上で、2.ワクチンの効果や安全性が科学的に立証されていること について見ていく。

 

そもそもコロナワクチンに効果はあったのだろうか。当初、政府や専門家は「全国民の7~8割がコロナワクチンを2回接種すれば集団免疫を獲得し、感染は収束に向かう」との考えを示してワクチン接種を推し進めてきた。2022年4月22日に首相官邸から公開された動画では岸田首相がワクチンには「感染そのものを防ぐ効果」があるとはっきり述べている。

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首相官邸公式YouTubeより (https://www.youtube.com/watch?v=C_jm9vGX1sc )

 

しかし実際には3回目、4回目、5回目と追加接種が行われ、陽性者の波を抑えることができなかった。それどころかワクチンを接種し始めてからの方が陽性者も死者も増えている現状にも目を向けなければならない。

本当にコロナワクチンに「感染予防効果」「重症化予防効果」「死亡予防効果」があるのならば陽性や死亡の波は存在せずにとうの昔に感染の波など収束しているだろう。この政府や専門家の言説をデマと言わず何というのか教えてほしい。彼らの言葉に騙されて接種する必要のないコロナワクチンを接種して後遺症に苦しんだり、身近な人が死亡したなんて例も多いだろう。嘘の情報によって接種を促した彼らの責任は追求されるべきだと思う。

 

【ワクチンによる被害について】

2023年4月28日の政府の分科会で発表されたコロナワクチンでの死者は2070人001092256.pdf (mhlw.go.jp)。政府や専門家はその現状の評価として「ワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとしてよい」としている。

ここで更に考えなければならないことが、これまで報告されているコロナワクチンによる死者は氷山の一角に過ぎないということだ。実際にワクチン接種後の死亡でも「因果関係が認められない」と一蹴され、やり切れない想いを抱えている遺族の方も多数いるだろう。ワクチン推進側が接種後の死亡や副反応を認めたくないのは当然。責任を追及されたくはないから。

個人的にはコロナワクチンは今までで最大の薬害を社会にもたらしたと言い切って良いと思っている。それは次の【謎の超過死亡】にも繋がってくる。

 

【謎の超過死亡】

コロナ騒動でよく聞いた言葉の一つに「超過死亡」がある。予測されていた死者数よりも実際の死者数が多い場合、その多い分は超過死亡としてカウントされる。ワクチン接種が始まった2021年は5万人以上、2022年は11万人以上の人が例年に比べて死んでいるのだ。ここ数年の超過死亡を見て思うこと、それは「コロナワクチンを打ち始めてから異常に人が死んでないか?」ということだ。「ここ数年死亡者が多いのはコロナウイルスによるものだ!」という主張もある。しかし、コロナ感染による死者はこの3年間日本では約7万人とされている。それよりも遥かに多い数の人がこの3年間で死んでいるのである。残りの9万人は何故死んだのか?ちなみに東日本大震災での死者数は約1万5900人である。

 

この3年間、この国で一度でも東日本大震災の何倍もの規模の大災害が起きただろうか?

 

いま日本ではとんでもないことが起きている。その原因を究明しなければならない。

 

更にどんな死因であっても死後の検査で陽性が確認されたら「コロナ死」とカウントされてきた事実もある。実際はもっとコロナによる死亡は少ないだろう。個人的に衝撃を受けたニュースが、高い場所からの転落後に検査を実施した結果陽性だったため「コロナ死」としてカウントされた例。これに対しておかしいと思わない人はいないだろう。

コロナでホテル療養中、男性が転落死 沖縄県が原因調査 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト (ryukyushimpo.jp)


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コロナ下3年の死、都市より地方で拡大 循環器の病気や老衰の死因増:朝日新聞デジタル (asahi.com)

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週毎 - 死亡数 | exdeaths-japan.org

 

下のグラフは2017年から2023年1月までの日本の超過死亡を表している。一般向けにワクチン接種が本格的に始まった2021年4月頃から超過死亡を示す+マークが急激に増えている。近年の日本の超過死亡においてコロナワクチンは本当に無関係なのだろうか。

「なぜかよく分からないけど凄い数の人が死んでいく」現状に対して特に政治家は無関心であってはいけないと思う。もちろん一般市民も。

 

【利権】

最後に今まで見てきた1.コロナのそもそもの怖さ、2.ワクチンの効果・危険性 とは別に利権の話もしておく。

ワクチン接種は無料だと思い込んでいる国民が多いけれど実際は私たちが払う税金からその費用が捻出されている。そして接種した医師や医療機関などには報酬が与えられる。ワクチンを打てば打つほど儲かるシステムが実際にあるのだ。当然ワクチンを打つ側にとってはこのコロナ騒動は格好の稼ぎ時。騒ぎを終わらせないためにコロナの恐怖を煽り、ワクチンが命を守るための救世主であるかのように喧伝してきた。こういうことを言うと「陰謀論だ!」「反ワクめ!」とネットでは罵られてきたが、社会にこのような構図があるのでは?と考えることはそんなにおかしなことだろうか。陰謀論と片付けずに一度でもよく考えてほしい。

また、政府はこれまで約8.8億回分のワクチンをワクチンメーカーから購入してその合計額は2兆4036億円にも上る。早い段階で7~8回は全国民が接種する分のコロナワクチンを確保しているのである。当初政府は集団免疫獲得においては2回接種で十分との考えを示していたのにも関わらずだ。「おかしい」と思うのは普通だろう。

そのワクチンも結局は使用期限がきて廃棄せざるを得ない状況に陥っている(これまでの接種回数は約3億8千万回)。ファイザー製のワクチンは当初使用期限が6ヶ月だったのが最終的には15ヶ月にまで延長されている。消費期限を大幅に過ぎた食べ物を食べることは多くの人が躊躇うだろう。しかしそのようなことをコロナワクチンでは平気でやっているのである。

つまり、接種希望者が減っている中で今政府や病院は在庫の処分に必死な状況とも言える。だからワクチン接種の有効性を説き続ける。彼らの立場になればコロナワクチンを悪く言えないのは当然であろう。彼らの思惑に踊らされワクチンを接種してしまってもいいのか、しっかり考えよう。

 

【まとめ】

ここまでコロナワクチンについて色々書いてきたが、ワクチン接種が始まってから約2年間、これでもかというくらい政府や専門家がワクチン接種を推進してきたので、こちらもこれでもかというくらい批判してみた。

コロナワクチンに関してはそのメリットだけが国民に誇張され続けたが、本来はメリットデメリットを偏りなく伝えた上での社会的なインフォームドコンセントが必須だろう。国を上げての接種となると尚更だ。しかし、コロナワクチンではそれが一切行われなかった。少しでもコロナワクチンについておかしいと言うと批判され、コロナワクチン接種に慎重な人、批判的な人達は追いやられてきた。コロナワクチンを接種しないことによる差別も平然と行われてきた (学校での実習に参加できなかったり、プロテニス選手が大会に参加できなかったり、差別的な言動をとられたり)。

本来ワクチン接種は任意であるのにも関わらず、このような強制に近いことが行われてきた事実から目を背けてはいけないと思う。

最後に、私は「コロナワクチンを絶対に接種するな」とは言わない (子供には絶対に接種してはいけないと思うが)。

でもこれまで紹介してきたような情報を知ることなく接種してしまうと、私のように後になって後悔してもしきれない状況に陥ってしまう可能性が高い。もちろん接種しても何の問題も無かった、なんて可能性も大いにある。しかしそれが将来的に起こり得るリスクを無視する理由にはならない。

特にコロナワクチンの負の側面に関する情報はただ待っているだけでは今の日本では絶対に手に入らない。様々な媒体(新聞、テレビ、YouTubeなど)で情報統制が平然と行われてきてワクチン安全神話が構築されてきたから。そしてその安全神話に異を唱える者は容赦なく社会的に抹殺されてきた。日本は情報開示に割とオープンな方だと思っている人が多いと思うが、残念ながらそれはこのコロナ騒ぎで単なる幻想に過ぎないことが判明した。

今の日本では発信されている情報が本当に正しいのか、信頼できるのか、情報が利権によって操作されていないかしっかり見極めた上で自身の判断を下さなければ一方的に害を被る。

自分を守るのは自分自身。更に、大切な人を守りたいのなら情報をより主体的に獲得しにいかなければならない。そしてその情報を基に自分の頭で考える。今まで日本人に欠如してきたその考えるという行為が何よりも大事だ。

コロナワクチン接種がどれほどのリスクを孕んでいて、どのような背景で行われているのか、少しでも考えるきっかけになれば幸いである。