コロナ騒動の備忘録

思ったことを色々と。主にコロナ騒動について。

ノバクジョコビッチが教えてくれたこと。

ノバクジョコビッチ。誰もが知るセルビアのプロテニス選手。自分は大のテニスファンというわけではないが、この騒動を通して彼のトップアスリート、そして人間としての考え方に惹かれた。

ジョコビッチは2022年の全豪オープン全米オープンでコロナワクチン未接種という理由で大会に出場できなかった。正確には全豪オープンでは選手のワクチン接種義務が発表された後に彼は大会側からコロナワクチン接種義務の医学的免除を受けたそうだが、オーストラリアに入国する際にビザを取り消され、強制帰国を余儀なくされた。同様にアメリカでも入国を拒否され、大会への出場は叶わなかった。

彼は自身の身体のことを第一に考えコロナワクチン接種をしないという選択をとっている。以下が彼の残してきたコロナワクチン接種に関してのコメントの一部である。

 

「ワクチンのことだけじゃない。生きることの全てで個人には選択の自由がある。それが豊かで幸せな人生に必要不可欠なものだと思うから。」(1)

「自分にとっては、心身共に健康を保ち続けることが重要だ。そうすれば長くプレーできるし、出場のチャンスは必ず訪れる。」(2)

「自分の体について自分で決定するという原則は、どんなタイトルよりも、何よりも大事だからだ。私はできる限り、自分の体に合うことをしている。」(3)

 

(1) Number Web, ナダル「接種すればいいだけのこと」…大騒動化してもなぜジョコビッチはワクチン接種を拒否し続けるのか?(2023/8/24閲覧)

(2)AFPBB News, ジョコビッチ、全米OP出場は可能性薄も「希望は永遠に湧き出る」(2023/8/24閲覧)

(3)ジョコヴィッチ選手、「代償を払う用意がある」ワクチン強制なら今後の大会も欠場, https://youtu.be/evLelV6tTUw(2023/8/24閲覧

 

どれも至極真っ当な主張だと思う。これらの主張に対しては世界中から大バッシングが飛んできた。「反ワク」「陰謀論者」などとレッテルを貼られ、馬鹿にされ、メディアもこぞって彼に対する否定的な記事を発信した。本来ワクチンを接種するもしないも自由であるべきだし、自分の体が商売道具であるプロスポーツ選手なら特に接種には慎重になるだろう。ジョコビッチはただアスリートとしてあるべき姿を貫いたに過ぎない。

実際にコロナワクチンに関してはその負の側面が隠され、効果だけが強調されてきた。それに異を唱える者は有無を言わせず批判され、言論の自由など無いに等しかった。そして接種しないという決断をする者には当たり前のように差別があったし、様々な権利を剥奪されてきた。その中でジョコビッチも当然の如く叩かれた。

この世界中からのコロナワクチン接種の同調圧力ジョコビッチは最後まで耐えきった。オーストラリアは2022年7月3日に入国の際のコロナワクチン接種義務を撤廃。この決定によりジョコビッチは今年の全豪オープンに2年振りに出場し、見事優勝を飾っている。同様にアメリカでも今年の5月11日から入国の際のコロナワクチンの接種証明が不要になり、8月28日からの全米オープンに彼は出場できる見通しとなっている。

mRNAワクチンという人類にとって初の試みであり、10年は必要な治験も1年も行われず驚異的なスピードで実践投入された”正体不明”のワクチンを接種しないという考えは何もアスリートだけではなく一般の人も持つべき考えだとコロナ騒ぎを通して自分も思うようになった。「専門家や医者が言っているから」「周りが打っているから」ではなく、自分の身体に関する選択は自分でする。その当たり前のことがこの数年間は否定されてきた。その当たり前を以前より強く意識して人類は今後生きていくべきではないかと思う。